米国の関税制度に関する重要な変更

みなさんこんにちは!

今回は米国向け貨物の通関に関する規制変更についてお知らせいたします。

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この度FedExより、米国の関税制度に関する重要な変更が発表されました。

 

2025年2月1日より、中国および香港を原産国とする製品に対するデミニマス(非課税限度額)の適用が停止され、10%の追加関税が課されました。

 

しかし、2月7日からデミニマス制度が復活し、申告価格800ドル未満の貨物には追加関税が適用されないこととなりました。

 

ただし、デミニマス対象外の貨物には引き続き10%の関税が適用されるため、出荷時には10桁のHSコードおよび必要に応じて製造者コード(MID)の提供が推奨されます。

特に繊維・衣料品の商用出荷ではMIDの記載が求められますので必ず提供をお願いいたします。

 

MIDコードとは?
MID(Manufacturer Identification Code)は、米国の輸入通関手続きで使用される製造者識別コードです。これは製造者の名称と所在地情報をもとに作成され、米国税関・国境取締局(CBP)への申告時に必要となる場合があります。特に繊維・衣料品の商用出荷では、MIDの提供が義務付けられているため、事前に準備することをお勧めします。

 

引用元:FedEx公式アナウンス: 規制・通関に関する情報

 

また近年、一部のユーザー様にて他国産の商品を日本産として誤って申告する事例が報告されています。虚偽の原産国申告は、税関での遅延や罰則の対象となる可能性があります。正確な原産国情報の申告にご協力をお願いいたします。

 

今後もスムーズな輸送をサポートするため、必要な情報提供に努めてまいります。

 

その他、ご不明な点ございましたら

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お気軽にお問合せくださいませ。

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