みなさんこんにちは!
2025年8月29日より「デミニマス制度」が廃止され、越境EC事業者などには大きな痛手となっている状況です。
また、今後はいくらの申告価格で荷物を送れば最適なのか?と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2つの通関方法について説明いたします。
実は輸入通関には大きく分けて 「簡易通関」 と 「正式通関」 の2種類があります。
低額または小口の貨物に適用される、手続きが簡略化された通関方式
書類が少なく、処理スピードが速い
関税や消費税の計算もシンプル
手数料が抑えられるため、コスト面でも有利
高額または規模の大きい貨物、あるいは規制対象品に適用
詳細なインボイスや追加書類が必要
税関での確認に時間がかかることがあり、リードタイムが延びる場合も
手数料も比較的高め
また、FedExでは主に、以下の基準で簡易通関と正式通関に振り分けをしています。
申告価額 2,500米ドル未満 の貨物:簡易通関
通関手数料:1件あたり 2.62ドル
申告価額 2,500米ドル以上 の貨物:正式通関
通関手数料:申告価額の0.3464%
(申告価額の0.3464%、最低額32.71米ドル、上限額634.62米ドル)
上記の状況を踏まえると、申告価格や規制対象品に注意をして簡易通関になるように貨物を出荷することで通関のリードタイムや費用を抑えられます。
ただし、すべて現地税関の最終判断となりますので、条件を守っていても正式通関になる可能性はございます。
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さらなる詳細が記載されたFedExの資料を添付しておりますので、ご確認くださいませ。