米国デミニミス廃止から考える対策

いつもCielo Expressをご利用いただき、誠にありがとうございます。

デミニミス廃止の速報

2025年8月、トランプ米大統領が、従来2027年7月廃止予定だった「デミニミス(800ドル以下の免税枠)」を約1年半前倒しし、即時廃止する大統領令に署名しました。
これにより、今後は800ドル以下でも関税・申告が必要となり、米国向けECや個人輸入のコスト増が避けられません。

関税増加時代のコスト対策は「送料効率化」

関税負担が増える中でも、送料単価を下げる工夫は総コスト削減に直結します。Cielo Expressでは、過去の検証で「重量が増えるほど1kgあたりの送料は下がる」傾向を確認していますが、その中で意外な“最安ゾーン”があります。

 

Cielo Expressの場合:20.5 kgが送料単価の最安点

以前の記事で紹介した通り、送料÷重量で見ると以下のような推移になります。

重量帯送料単価(円/kg)備考14.5 kg約789円コスパ良好20.5 kg約650円最安値!21 kg約663円20.5kgより少し高い
 

この理由は、国際輸送の料金体系で「20.5 kg」までが一つの価格区分となっており、21 kgを超えると次の重量区分に切り替わるためです。

 

実務的なヒント

  • まとめ発送推奨:複数の商品を一度に送り、できれば20.5 kg付近に調整。

  • 重量調整の工夫:梱包材やオマケ商品で重量を増やす場合も、20.5 kgを超えないよう注意。

  • Cielo比較システム活用:FedEx・DHLなど複数ルートの料金を比較し、最適な組み合わせを提案します。

まとめ

デミニミス廃止で関税が避けられない時代に入ります。

Cielo Expressでは、重量帯を戦略的に選び、20.5 kgの最安ゾーンを活用することで、トータルコストを賢く抑えるお手伝いをいたします。

 

Cielo Expressを今後ともよろしくお願いいたします。

 

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