みなさんこんにちは!
今回は品目に関する注目ポイントをお知らせします😊
海外発送で「品目」に注意するポイント
海外へ貨物を発送する際は「品目」に気をつけることがとても大切です。その理由はいくつかあります。
まず1つ目は、FedExやDHLなどの配送会社では、品目数が一定数を超えると追加の手数料がかかる場合があります。1品目追加ごとに加算されるためコストが上がる可能性があります。そのため、発送コストを抑えるためにも、品目数をなるべく減らす工夫が必要です。
次に、多くの品目が含まれていると、現地の通関で分類や確認に時間がかかることがあります。現地の通関担当者は、各品目を詳細に分類して税率や規制を適用する必要があるため、品目が多いほど時間がかかるのです。
その結果、スムーズに通関が進まなくなり、配達が遅れてしまうこともあります。
さらに、日本独自の商品や宛先国にてあまり馴染みのない商品を発送する場合、その商品の特定や調査が必要になります。この場合、通関から詳細な情報や追加書類の提出を求められることがあり、対応が遅れると配達も一時保留になる可能性があります。
トラブルを防ぐための4つのコツ
このようなトラブルを避けるために、以下のポイントを押さえましょう。
品目数を絞る
なるべく品目数をまとめて少なくしましょう。理想は3〜5品目程度です。品目を減らすことで、多品目手数料の発生を防ぐだけでなく、通関手続きもスムーズになります。
識別コードを記載する
HSコードやHTSコードなどの輸入品目識別コードを記載しましょう。一部の国ではこれが必須条件となっており、記載がないと通関での手続きが滞る可能性があります。これらのコードを正確に記載することで、通関作業がスムーズに進みます。
特定しづらい商品を避ける
日本独自の商品や使用用途が説明しづらい商品は、発送を控えることをおすすめします。例えば、日本にしか存在しないものや特有の食材、伝統工芸品など現地で馴染みがない商品は通関で詳しい説明を求められることが多いためです。
詳細情報を記載する
商品の使用用途、材質、製造会社、エンドユーザー(使用する人)などをインボイスに明記しましょう。これにより、現地の通関担当者がスムーズに判断できるため、手続きが速やかになります。
さらに安心な方法
説明文がかなり長い場合や品目数が多いなど、インボイスに商品情報をすべて記載するのが難しい場合は、商品の詳細情報や販売ページのリンク、外装のわかる画像を含めた「Contents list」のような資料を添付するのも良い方法です。
これにより、現地通関が必要な情報を簡単に取得でき、問い合わせの手間を減らせます。
まとめ
海外発送はスムーズに見えて、実際には細かい準備が必要です。
商品の正確な情報を記載することで、通関トラブルを防ぎ、配達が遅れるリスクを最小限に抑えることができます。ちょっとした工夫で、大きな手間を防ぐことができますので、ぜひ実践してみてください。