ワールドタリフ(WorldTariff)についてのご紹介
今回はワールドタリフ(WorldTariff)という関税率チェックツールについてご紹介いたします。
越境ECを行う際、関税率が分からないというお悩みやご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時便利なのがコチラ
ワールドタリフ(WorldTariff)というツールです!
このツールを使用することで、どなたでも関税率を簡単に調べることができるんです。
では、その使用方法をご紹介させていただきます♪
1.ワールドタリフ(WorldTariff)へ登録しましょう。
まずは登録をしましょう。
ここで一つ注意点が、ワールドタリフ(WorldTariff)はFedExが提供するサービスですが、FedExから直接登録をすると有料となります。
ジェトロを介して登録をすれば無料で使用可能です。
上記リンクから登録画面へ移動できます。登録に必要な情報を入力してください。
登録完了後、登録したメールアドレスに2通のメールが届きます。
各メールにユーザーIDとパスワードが記載されておりますので、そちらを使用してワールドタリフ(WorldTariff)へログインします。
2.関税率を調べてみましょう。
(※関税率はその時々の税関の状況によって変動するためご注意ください。)
ワールドタリフで関税率を調べる際には、2つの方法があります。
➀HSコードで関税率を調べる方法(HSコード検索)
②テキストで関税率を調べる方法(テキスト検索)
⭐HSコードとは
HSコードとは、輸出入時に、商品を分類する6ケタからなる番号のことです。
こちらは国際貿易における世界共通の分類番号で、さまざまな品物に固有の分類番号をつけることで、その品物がどのようなものなのか理解することが可能なるコードになります。詳しくはコチラ
まずは➀HSコードで関税率を調べる方法について、
次に「番号」の欄に、HSコード(6ケタの数字)を入力します。
※「,(コロン)」は不要
他の記入欄は空白のままで大丈夫です。
では次に②テキストで検索する方法について
こちらは主にHSコードが分からない場合などにご活用いただけるかと思います。
仕向け国を選択し、「テキスト」の欄に直接品目を入力します。
また、該当する「類/部名」「項」を選択するだけでも関税率を調べることが可能です。
・複数同時に検索する場合
一度に複数の国の関税率を調べることも可能です。
Shiftを押しながら国名を選択すると複数同時に選択できます。
複数輸出先を選択したあと、「テキスト」または「番号」に必要事項を記入して検索することが可能です。
いかがでしたでしょうか。
ワールドタリフでは、関税率だけではなく輸出許可証・原産地証明書・輸入規制品目など、その他海外輸出に関するさまざまな情報を提供しております。
日本語にも対応しているため、便利で使いやすいツールとなっておりますので、
ぜひご活用くださいませ。